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ポートフォリオ

コドモチョウナイカイの活動のアーカイブです。もっと詳しく、をクリックすると、各プロジェクトの活動報告書もご覧いただけます

2024

金沢市民芸術村 アーチビ部

東京都庭園美術館とベネチア・ビエンナーレでの実績から、金沢市民芸術村のアートディレクターであるモンデンエミコさんが、2~6 歳の乳幼児とそのご家族を対象とするアートで子育てプロジェクト「アーチビ部」のプログラムとして採用してくださいました。「さわる」「とおす」「むすぶ」という動作の中に、子どもたちの感覚や運動機能を刺激する要素があること、巧緻性や集中力を養うこと、そして、色彩や感触を楽しみながら、表現活動や創造活動をいくらでも深めることができること、親と子の対話・協働・共創を生み出すことが検証できました。

2023

​ベネチアビエンナーレ日本館

2023 年 9 月、大西麻貴さんが率いるキュレーターチームによるベネチア・ビエンナーレ日本館の展示コンセプト「愛される建築」を体現するワークショップとして、採用されました。「愛される建築」とは、建築をモノとしてではなく、生き物として捉えると、建築と人との間に「愛しむ」「育む」という関係が生まれるのではないか、建築を作ることと、そこでの営みが有機的につながることで、場は育まれ多様な人々を受け入れる寛容さが生まれるのではないか、という問いかけです。9 月から 11 月にかけて、来場者とともに約6m のカーペットを織りあげ、クロージングイベントでは哲学者の鞍田崇さんが開催した自由なお茶会での設いとして、営みが引き継がれました。

​東京都庭園美術館

2023 年 5 月、旧朝香宮邸という歴史的文化財でもある東京都庭園美術館を維持運営する施策として、民間企業に美術館と庭園を貸し出すというパイロット事業が実施されました。中庭を中心に顧客向けのアートイベントが開催される一方、一般の来場者向けのインクルーシブなワークショップとして提案したのが、始まりでした。

大きなシートを囲んだ老若男女が、手仕事をしながら一期一会の会話を楽しむ様子は、漁村で網をつくろう姿や農閑期の農家での手仕事の風景ににて、とても豊かな営みだと感じました。その様子から、このプログラムを「わたしのにわ みんなのにわ」と名付けました。

DESIGN meets CARE
人・環境・社会に対する優しい気持ちや行動を育む

コドモチョウナイカイのなつまつり2023|エシカル・ニット・パレード

エシカルとは、人・社会・環境にやさしい、考え方や行動のこと。

ニット knit 「編む」とは、様々な素材を組み合わせて1つのものをつくること。

イベントを通して、人・社会・環境に対するやさしい気持ちを、みんなで編みあげよう!

MEDIA meets CARE
小学校高学年からのメディアリテラシー講座

私たちが生きる現代。

新聞やテレビといったマスメディアだけではなく、インターネットやSNSなど、いつでもどこでも、個人が情報を自由に発信したり共有することができる時代です。素敵なこと、面白いことを世界中の誰かと共有したり、嬉しいこと楽しいことを、祝福しあったり。時には、哀しい、腹立たしい思いに共感することもあるでしょう。災害時の安否確認や情報共有にも欠かせないものとなりました。

一方で、いじめや誹謗中傷の道具にもなります。

間違った情報を拡散して、他者を惑わしたり、傷つけたり、

意図的に排除することもできるのがメディアです。

だからといって、もはや私たちの暮らしは、メディアと切り離すことはできません。しっかりとした自分の目線、視野を持ってメディアと上手に向かい合うことは、

私たちが生きていくうえで大切な命題とも言えるでしょう。

メディアの持つ批判や批評の力を正しく行使することは、社会のケアに繋がります。メディアに関わる多様な立場・背景をもつ講師の方々といっしょに、

「メディア」の本質や可能性について考えてみましょう。​

EDUCATION meets CARE
コドモとオトナ 芸術文化による学びの循環プロジェクト
​COドモチョウナイカイ

コドモチョウナイカイ事務局、初の大人を対象としたワークショップ。アートやデザインを通した学びとは何か、認知科学、建築、保育・教育、多様な視点から探求するレクチャ&エクスカーション、ワークショップを実施しました。アート、デザイン、教育、医療など多様な分野から参加者が集い、対話・協働・共創を重ねた5ヶ月の成果として、10月22日(日)渋谷区の子育て支援ネウボラ「coしぶや」を訪れる2−6歳の乳幼児向けのプログラムを公開しました。

さぬきこどもの国
​「みんなで大きな木を描こう!」「きょうりゅうにんげん」

金沢21世紀美術館の報告書を目にした、さぬきこどもの国の学芸員の方から、「生命の樹・わたしたちのす」と「きょうりゅうにんげん」のワークショップをご依頼頂きました。金沢と同様、高松の人と一緒に協働することで、その土地ならではのプログラムに昇華していくのではないか、ということで、「生命の樹・わたしたちのす」では、身体表現や即興演劇のワークショップの実績のある「高松ワークショップラボ」さんとのコラボレーション、「きょうりゅうにんげん」では、きょうりゅうコスチュームの制作で、ダンボールメーカーのグッドワークさんにご協力頂きました。プロジェクトを共に編む人々との出会いは本当に素晴らしく、心躍る体験です。プログラムに参加してくださった子どもたちやご家族とも豊かな時間を過ごすことが出来ました。

2022

LIFE as ART,Quality of LIFE DESIGN

生きることについて考えること、幸せについて考えること、社会について考えること。

あまりに大まじめすぎて、感じていることを口に出したり、考えたことを語り合ったりしづらい・・・正解のない問いのはずなのに、自分の考えは間違っているのではないか、自分の言葉は誰かを傷つけたり、気分を害したりしないだろうか、などあれこれ心配になってしまうことがあります。アートやデザインを通して、言葉にならない感情や表現を引き出し、コミュニケーションにつなげる方法はないだろうか、『アート&デザインの視点から「生きる」を考える』では、アートやデザインの持つ「つなげる」力に注目して、多様なアプローチからその力を検証する試みです。

「part1アートで|子どもの心を丁寧にケアする」では、アートセラピストの橘川紗花さんによるレクチャーとミニワークを通して「アートセラピーとはなあに?」という問いについて考えます。

「part2デザインで|子どもたちのレジリエンスを育む」では、「がんをデザインする」QOL デザイナーの中島ナオさんがデザインしたヘッドウェアを題材に、子どもたちが思い思いに「じぶんをあらわす素敵なぼうし」をつくるワークショップを実施します。

「part3 アート&デザインで|ウェルビーイングな社会を展望する」は、part1、part2での取り組みを紹介する展覧会です。レクチャーやミニワーク、ワークショップにおける多様な感情や自己表現に触れながら、ウェルビーイングな社会、多様な個の幸せが共存する状態とは何か、探究していきます。

アート&デザインの視点から「生きる」を考える試み。

​NPOひいなアクションと認定NPO法人顔とむきあう会が主催するイベントで、株式会社ナオカケルと一緒に、子どもを対象とするワークショップを担当しました。

2021

デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ展 2021

金沢 21 世紀美術館における「デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ」展は、2021 年 4 月 3 日から 2022 年 3 月 21 日まで約 1 年という長い会期のなか、金沢版のコドモチョウナイカイが発足し、ワークショップと展示が展開されました。

「おめんのともだち」は、メンバーの様々な個性・特性をミックスした架空の人物像を設定し、その人の顔を想像するワークショップ。多様な個性・特性の表れたユニークな「お面」が生まれました。

「きょうりゅうにんげん」は、非人間に変身するワークショップ。自分で作った恐竜のコスチュームをまとって、美術館の庭に飛び出しました。

「生命の樹・私たちのす」は、身体で「樹」を表現し、みんなの身体表現の集合として描かれた大きな樹に、多様な生き物を宿らせていく協働制作です。シャカイハタオリという小さな鳥が集合してつくり、天敵であるへびやサバンナの覇者であるジャガーなどと共に 100 年以上住み継がれるというすまい「小さな社会」をモチーフに考案したプログラムです。

まさに、デザインを通して、自然・生命・生物多様性というテーマに向かい合う、1 年でした。

​tupera tuperaといっしょに性の多様性と出会う
「みんなを知ろう!なりきりおめんワークショップ」

「みんなを知ろう!なりきりおめんワークショップ」はセクシャリティやジェンダーの問題に取り組んだプログラムです。

中島潤さんをアドバイザーとして招聘し、 tupera tupera の亀山達矢さんと共に学びながら、子どもたちと性の多様性との出会いについて考えました。 LGBTQ 当事者の4人が覆面モデルとなって登場し、好きな色や食べ物、自分自身の性格や特徴について、子どもたちからの質問に答える、子どもたちは質問の答えからモデルの顔を想像し「おめん」をつくる。

セクシャリティは、その人のアイデンティティを形成する大切な一部ではあるが、一面に過ぎない。そして、全ての人が多様な性のグラデーションの中に生きていて、みんなが当事者である、という学びの場を作り出しました。不用意に誰かを傷つけることがないように、4人のモデルの方々とチラシやワークブックの文言一つ一つを丁寧に議論したのは、多様な立場の声に耳を傾ける貴重な機会となりました。

​異言語lab.といっしょに視覚言語の豊かさと出会う
「からだであらわすイマジナリー絵本」

「からだであらわすイマジナリー絵本ワークショップ」は、聴覚障がいを音声言語によらないコミュニケーションと捉え、身体表現を通して伝えあう面白さやイマジネーションの豊かさを体験するプログラムになりました。

異言語 Lab. の代表であり、ろう者でもある菊永ふみさん、ろう者の両親のもとに手話を第一言語として育ち、インタープリターとして、視覚身体言語の研究や新しいコミュニケーションの方法の開発者として活躍する和田夏実さん等とともに、物語を紡ぎだすワークショップ。無音声の中で繰り広げられる対話と協働は、「わかりにくさ」を楽しみ、「わかりあいたい」という気持ちを重ね合わせる場になりました。

2020

デザインでつくろう!コドモチョウナイカイ2020 
コドモデザインミュージアム

コロナ禍におけるコドモチョウナイカイ、たくさんの人が集まることが難しいなかで、どんなことが可能なのか考えました。

コドモデザインミュージアムは、「多様性・身体(障がい)・空間(居場所)」といった社会課題に向かい合った子どもたちのデザイン(理解・解釈・提案・行動)を通して、社会に問いを投げかける、

子どもたちによるデザインプロジェクトです。

2019

デザインでつくろう!コドモチョウナイカイまつり2019
「デザインピック」

コドモチョウナイカイ2019のテーマは、「デザインピック」。限界や境界を超えるデザインの力とは何かを探求しました。特に「障がい」とは何かに焦点をあてて、視覚や聴覚、言語によらないコミュニケーションや、多様な人々が共に楽しむ方法について考えたり、分身ロボットOriHimeを通じて、重度障がいや難病と共に生きる方々と協働し、ロボットの服をデザインしたりしました。

2018

​デザインでつくろう!コドモチョウナイカイ2018
「ロボットのまち」

コドモチョウナイカイ2018 のテーマは、「ロボット」。あったらいいな、というロボットを実物大で描いたり、ロボットとくらす「いえ」や「まち」について考えたり。おまつりでは、ロボットのまちがみんなのデザインの遊び場・学び場になりました。夏休みにはプログラミングと動くしくみを学ぶサマーキャンプ、ロボットデザイナーの松井龍哉さんのお話もうかがいました。

2017

みんなでつくろう!コドモチョウナイカイまつり2017
「アーキペラゴSHIBAURA」

コドモチョウナイカイ、2017年のテーマは「鳥と島」。世界を旅する鳥は、島に植物の種を運び新しい生命が芽吹きます。島に根付き、成長した草木は、そこに暮らす生き物たちを守り育みます。渡り鳥がもたらした種によって、島には固有の生態系が形成されるのです。これからを生きる子どもたちには、 鳥のように新しい時代や文化を育む人になってほしい、そんな願いが込められたテーマです。

2016

みんなでつくろう!コドモチョウナイカイまつり2016
「わくせいSHIBAURA」

コドモチョウナイカイ、2016年のテーマは「うちゅう」。宇宙人に変身したり、宇宙人のすむ惑星について考えたり。「科学」「 食」「音楽」といった視点から「 うちゅう」に焦点をあてて、デザインであそび、 まなびました。

2015

みんなでつくろう!コドモチョウナイカイまつり2015
「SHIBAURA どうぶつえん」

港区文化芸術活動サポート事業の助成を受け、SHIBAURA HOUSEのフレンドシップ事業として年間を通じてプログラムを展開。4歳から小学2年生まで14人の子どもたちが「いきもの」をテーマに、4回のワークショップで「SHIBAURAどうぶつえん」をつくりあげました。

また、オープンスタジオと称して、毎月1回ワンコインワークショップを実施、デザインを通して、子ども・家族・地域の協働のプラットフォームをつくりました。

2014

みんなでクリスマスマーケットをつくろう!2014

コドモチョウナイカイ事務局発足、港区虎ノ門にあった「リトルトーキョー」にてワークショップのケーススタディを実施。

クリスマスケーキのパッケージをデザインしたり、お客さんと楽しむゲームやレクリエーションを考えたりして一日限りのクリスマスマーケットを開催しました。

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